2009/03/27

イタリア風邪



しばらくブログを更新していませんでしたが、
その間に引越ししたりイタリア行ったりしていました。
引越しのせいでネットが繋がらず、
色々不便な思いをしたものです。なんたる現代人。


そう、イタリアの話ね。
これが私の初海外旅行でした。
片言の英語となんちゃってイタリア語しか話せない私と、
小学生並の英語力しかない友人と2人で、
無謀にも6泊フリープランのツアー。
前半はフィレンツェに3泊。後半はヴェネチアに3泊。

フィレンツェはとにかく藝術の都だった。
行くところ行くところに装飾が施されていて、
普通の家すらもカッコイイ。
美術館ではミケランジェロのダヴィデ像や、
レオナルドダヴィンチの受胎告知、ボッティチェリのヴィーナス誕生、
その他もろもろの名作を見すぎて、頭はパンク状態。
ドゥオモの中の天井画もすごかった。

しかし友人が風邪によりダウン。
クーポラには私ひとりで登る。(冷静と情熱の間の・・)
フィレンツェの景色は壮大だった。
でもそれより登る途中の階段がとにかく怖いことが印象的だった。

風邪の原因についてですが、
友人は「イタリアの空気が乾燥してるから」って言ってたけど、
どう考えても薄着で活動していたせいだと思う。
歩きの旅行に何でミニスカートとか穿いてくるわけ?
と小一時間問い詰めたかったけど、
日頃ずうずうしい友人が体調不良のためかすごく弱っていたので、
わたしはあまりきつい事も言えず。
スーパー行ったり薬局に薬を買いに行ったり。
(イタリアのスーパーおもしろかった。)

で、ユーロスターでフィレンツェからヴェネチアへ。
ヴェネチアはおもしろい町だった。
運河に囲まれてて人が多くて活気があった。
しかし友人の体調が悪化したため、
ヴェネチアの2日間はほぼホテル近辺を中心に活動。
これは病院行った方が良いってことになり、
保険会社に電話をする。
結局ホテルにお医者さんが来てくれることに。
イタリアまで行って医者に往診してもらうという凄い経験・・・

お医者さんに診てもらった途端に元気になった友人と、
最終日は船に乗って島をめぐったり買い物したり、
一応旅行らしい締めくくりができました。
楽しかったかどうかって聞かれたら楽しかったと思います。

でも・・思いのほか大変だったよ、フリープランの旅行は。
友人の語学力が全くアテにならないから私ホントに頑張った。
そして片言英語でも拾ってくれるイタリア人の優しさよ。
事前情報ではイタリアはスリが多いだのって散々書かれてたけど、
地元の方々はとてもとても優しかったです。
グラッツェミッレ!!


なんだか長々しい日記になったけど、
結局何が言いたかったのかというと、
帰国した途端に私の体調が悪くなったということです。
夜中に突然嘔吐。×6,7回。
死ぬかと思いました。
なんなのこれは・・・

もうすぐ入社なんですけど・・ね・・

2009/03/05

さみしい

卒展が終わって卒業式も終わって後は引っ越すだけになった。
途端に襲ってくる寂しい空気。
昨日まで普通に話していた人たちと、もう普通に会えないので、
それはやっぱり普通にかなしい。なんかかなしい。

「みんな元気でね。」ていう台詞を言って別れた後、
普通にめそめそと泣いてしまった。
私は人に思われているよりも確実にウェットな性格なのだ。
卒業とか旅立ちとか別れとか、そういう類のものは苦手。

見送る立場も辛いけど、見送られるのも辛い。
散り散りになってしまうのはさらに辛い。
本当に皆が、違う矢印を向いていってしまうからね。

うぎゃあ。